5oul on display

140文字では収まりきらないオタクの自分語り

稀星学園本校文化祭-LIVE STAGE-「奏DBFの衝撃と、やめられないオタクの話」

 どうも、一週間後には他のライブが控えている、Liyu.Yです。

 

 また名前変わってる……

 

 それはさておき、今回は稀星学園本校文化祭-LIVE STAGE-1部に行って参りましたので、感想をまとめておきたいと思います。

 本当は流れに沿って一曲ずつ感想を言えればよいのですが、今回は特に皆様にお話ししたい「DESERT BLACK FLOWER 歌唱.帆風奏はなぜ衝撃的なのか」のお話と、「リステをやめられないオタク(自分)」のお話をしたいと思っています。

 

 前半はともかく後半はただの自分語りなので、まあ、前半の話だけでも読んでいただけると……

 

DBFの衝撃 なぜヤバいの?

 

 

 えぇー、皆さん。これがライブにて披露されたとき、皆さんはどのような反応だったのでしょうか?

 

 え? お前はって?

 私は膝から崩れ落ちました。

 では、なぜ帆風奏が唄うDESERT BLACK FLOWERはこれほどまでに衝撃的に感じたのか?

 自分の解釈を整理しつつ、話していこうと思います。

 

 まずはDBFという曲そのものの話

 

 タイトルに込められた式宮碧音の意志に関する解釈については、約1年半前の自分がブログにて解説していますので、詳しく知りたい人には記事を読んでもらうとして、簡単に解説すると、

「周りの支えがなくとも、私は私のまま変わらずに咲き誇ってみせる」

このような意志が読み取れます。 

 

riyu-yamachi.hatenablog.jp

 

 そして、このDBFという曲は、式宮碧音による究極的な‘‘自分のため‘‘の曲だと、私は思っています。

 

 正直に言うと、私はあの時までこう思っていました。

 

 この世に式宮碧音以外にDBFを歌える奴、いる?

 いねえよなぁ!??

 

 

 次は「メインストーリー43章 私の奏で方」の話

 

 えぇ~、いました。ただ一人、DBFを歌える奴が。

 その名は、帆風奏。

 その詳細は奏珊瑚の民御用達のメインストーリー43章にて語られます。

 

 奏はいつでも‘‘誰かのため‘‘に踊り歌い、行動してきたキャラクターだと思います。

 だからこそ、この章で珊瑚に‘‘自分のため‘‘にパフォーマンスしてほしいとお願いされたときも、最後まで自分のためには練習できませんでした。

 じゃあ、‘‘誰かのため‘‘に踊り歌う奏には、‘‘自分のため‘‘を地で行く碧音のDBFを歌う事なんて無理じゃないか??

 そこで、奏は発想の転換をしました。

「珊瑚の望みが自分のために踊る事ならば、珊瑚のために踊り歌い、珊瑚を喜ばせることが、自分の望み」

 その望みをかなえるためにも、珊瑚が敬愛している碧音のソロ曲(DBF)を披露しよう。そう決断したのです。

 

 奏は天葉や那岐咲を支えられる程の確かなる力を持っています。その力で、那岐咲を超えるダンスと、天使の歌声と称される天葉とは違う力強い歌声で、DBFを披露……碧音とは違う色の花を咲き誇らせました。

 

 つまり、43章の奏のDBFは、

「周りの支えがなくとも(ソロでのステージ)、私は私(誰かの為に踊り歌う)のまま変わらずに咲き誇ってみせる」

 こういう意思が読み取れると思います。

 ちゃんと、DBFに込められた意志をなぞっている。

 ほら。ヤバいでしょ?

 

 碧音とは正反対の奏がDBFを歌うことがこんなにもヤバい事だと、少しは伝わればいいなと思います。

 

 

 

 そして、本校文化祭ではどうだった? って話

 

 きっと、碧音にとってはこんなノリだったんでしょうね。

「本気の奏を私も間近で見てみたいなぁ。なんなら、私も一緒にステージに立つなんてどう?面白そうじゃない?」

 

 きっと、セトリを組むおじさん達にとってはこんなノリだったんでしょうね。

「リステップやっているオタクを喜ばせるために、アレやっとくか」

 

 そんなノリで私を殺さないでください(被害妄想)。

 

 いままで字面でしかヤバさ分からなかった奏DBFを、実際のパフォーマンスで浴びて、無事なわけがない。

 この時点でもう泣いていますよ。

 

 そして、2番で碧音が来た時には、もう……ボーナスステージよ。

 ストⅡで車殴るみたいなものよ。

 

 んで、問題の間奏。

「流石ね、奏。でも、あなたはこんなものじゃないでしょ? もっと私に、みんなに、あなたの本気を魅せて?」

「……碧音さん! はいっ!!」

 

 文化祭での合同ライブでも、奏を導く碧音……

 

 珊瑚も奏はまだ本気を出せていないと気付いていたのですから、碧音は1年生の時からそう思っていて、今日この場でやっと奏の本気を間近で見られたと思うと……もうね……楽しくて楽しくて仕方がないのだと思います。

 

 オンリーでは逆張りと分かっていながらあおかなでを書き、当日はフォロワーと「あおかなででDBF来たら死にますww」って言ってた私は、ここで死にました。

 

 そしてラスサビは二人での歌唱。

 

 もうね、100点中200点よ。

 

 そしてふと、コインの裏表のような二人だと思いました。

 まさしく二人で一つ。

 DBFはソロで歌うことに意味があって……うんぬん言うなんてそんなつまらないことはできませんよ。

 死にました……

 

 

 

 

リステをやめられないオタクの話

 

 ここからは完全に自分語りをします。

 

 オタクの自分語りが好きな人や、リステへの情熱を失いかけそうな人、今は大丈夫でもこの先でリステへのモチベが落ちてしまった人以外は、もうDBFで終わっときましょう。

 

 

 

 

 はい。

 まずは自分の経歴を軽く紹介。

 リステを知る前は百合オタクとして生きていました。アニメがきっかけでリステに目覚め、リステに魂を売り、二次創作小説を書いたり、サバゲしながらリステを楽しんでいました。しかし、2021年には苦労が次々降りかかり、3度Twitter垢を転生しながらも今ここにいます。

 

 なぜ?

 そこまでして、いる必要ある?

 辛かったらリステやめればいいのに?

 

 私だってやめたかったよ。

 でも、やめれなかった。

 ていうか、今回のライブでもう一生リステが終わるまでやめれないって悟ったよ。

 

 だって、ステラマリスの曲が来るたびに、今までの聞き込み、思い入れがあったことを思い出して涙を浮かべてしまうし、奏DBFという自分が一番聞きたかったものを出すしさ……

 もう、戻れないんだよ。

 リステを知らなかった自分に。

 

 前回のワンマンライブの感想を書いた際、私はこう言いました。

 

 

私は延期決定から今までの間、リステに対する情熱を何度も失いかけていました。 それでも、このワンマンライブだけは絶対に行くんだと、強い意志を持って、なんとかリステに対する情熱の火種を大切に持ち続けていました。そんな火種が、大きな情熱の炎になったのが、このワンマンライブでした。 もし、リステに対する情熱を失いかけている人がいたとしたら、次のリステライブまで、火種を絶やさぬようにして欲しい。そして、その火種を、次のリステライブに持ち込んでください。そしたら、その火種は大きな炎となって燃え上がるでしょう。

ライブは不急かもしれないが、不要ではない。 - 5oul on display

 

 この通りだったよ……

 今回はさらに失うものが多かったし、本当に辛かった。

 

 でも、ほんの小さな火種を大切に守り続けてきた結果、リステの唯一無二のライブや、今でも私とかかわってくれる数少ないリメンバーズたちとの交流によって、私はリステへの愛を、情熱をもう一度思い出せたような気がします。

 

 

最後に

 半年もないうちに4thが来るなんてほんと狂ってると思います。

 最高。

 

 せめて、声出しありのライブに行けるまでは続いてくれって願いながら、リステをゆっくりと追っていきたいと思います。