何故、式宮碧音は黒い華を咲き誇らせるのか
どうも、サバゲとラピライにお熱で、金欠気味なやまちりゆです。
久しぶりのブログですね。本当に久しぶりですが、読んでいただけると幸いです。
ちなみに、前は歌詞解釈をやってました。今思えば結構大変な作業でしたが、それを通して得られたことは、SSを書く際や、ストーリーを読む際に、役に立っています。ぜひ読んでみてください!
本当は、復帰最初はリステの主要カップリングを解説していく記事にしようかなと思いましたが、今回はリハビリがてら、自分が今まで培ってきた解釈の一つを、短めの記事にしようと思いまして、内容がこちら。
「DESERT BLACK FLOWERの意味について」
DESERT BLACK FLOWERとは、Re:ステージ!の式宮碧音のソロ曲、いわゆるキャラソンですね。キャラソンにはそのキャラの色がとても現れてきます。そんなキャラソンを、今回はタイトルの意味に着目して、簡単に解釈・解説していきます。
DESERT・FLOWER 砂漠で華を咲かせる
砂漠で華を咲かせるという意味に関しては、正直に言うと、
「理想への改革・式宮碧音のキャラストーリーを読んでください」
はい。珍しく公式回答が出ています。
でも、ただ読んでくださいだと、
「そんなん、持ってねぇよ!!」
と言われそうなので、ネタバレ上等で解説していきます。
ネタバレが嫌な方は次の、「BLACK 不変の色」まで進んでください。
「理想への改革・式宮碧音の大雑把な解説」
おのおのの弱点を克服するため、それぞれソロ曲を作ることになったステラマリス。式宮碧音にはこれといった弱点がまーちゃん意外に思い浮かばなかった。そこに天葉が現れ相談してみると、「仲間やファンなど、周りの居る人々が居なくなると怖いのでは?」と言われる。しかし、碧音は、「周りに何も無い砂漠ような世界で、自分一人で立たされたとしても、私は、式宮碧音はそこで華を咲き誇らせてみせる」といい感じなインスピレーションが湧くと、それをソロ曲とした。
こんな感じのストーリーです。
つまるところ、周りの支えあってこそ、私達アイドルは華を咲かせることはできるけれども、式宮碧音は、周りの支えがなくとも、私だけの力で華を咲き誇らせてみせるという決意の表れが、DESERTとFLOWERに込められた意味という事です。
BLACK 不変の色
ここからは公式回答が出ていませんので、私の解釈になっていきます。
まずは、「黒」という色に注目してみましょう。
黒色は基本的に何色を混ぜても黒色のままです。青だろうが緑だろうが黄色だろうが……(まあ、白色を混ぜていくと、灰色にはなってはいきますが……)
つまり、黒色は変化しない、不変の色であるといえます。
Cメロ最初の
”だって確かなことは 私は私 何が起きたって”
この歌詞には、まさしく「不変」の意志が読み取れます。
次に、黒い花について考えていきましょう。
黒い花を調べていくと、中々強烈な花言葉で圧倒されてしまう…
— やまちりゆ (@drizzly_rain_) 2019年11月13日
黒薔薇「憎しみ、決して滅びることのない愛、永遠」
チョコレートコスモス「移り変わらぬ気持ち」
ファントム(ペチュニア)「あなたと一緒なら心が安らぐ、危険な愛」
葉牡丹「物事に動じない」 pic.twitter.com/rdgEhecctV
このツイートは、私がDESERT BLACK FLOWERについて考える際、使えそうな黒い花の花言葉について調べたときのツイートです。
黒薔薇の「決して滅びることのない愛」やチョコレートコスモスの「移り変わらぬ気持ち」、葉牡丹の「物事に動じない」にはは前に述べた「不変」の意味が含まれたものとなっています。
やはり花言葉でも、「不変」が感じられます。
その他の花言葉で解釈に課題が残っているのが、「永遠」という言葉です。
歌の中では”今、願いより咲いて一輪花 永遠じゃなくていいよ”と歌っているので、花言葉としての永遠はどうなるのか。
私の仮説では、華としての永遠というよりは、咲き誇る志としての永遠なのではないかと考えています。
最後に……
何故、リステでは解釈が盛んに行われているか?
それはこういった公式回答が少ないからだと思います。
公式回答が無いからこそ、自分たちで考え、自分なりの答えを生み出す。
そんな気がしますね……
今回はDESERT BLACK FLOWERの題名に着目してお話をしてきましたが、機会があれば、歌詞に関して本格的に掘り下げて解釈をお出ししたいなと考えています。