稀星学園本校文化祭-LIVE STAGE-「奏DBFの衝撃と、やめられないオタクの話」
どうも、一週間後には他のライブが控えている、Liyu.Yです。
また名前変わってる……
それはさておき、今回は稀星学園本校文化祭-LIVE STAGE-1部に行って参りましたので、感想をまとめておきたいと思います。
本当は流れに沿って一曲ずつ感想を言えればよいのですが、今回は特に皆様にお話ししたい「DESERT BLACK FLOWER 歌唱.帆風奏はなぜ衝撃的なのか」のお話と、「リステをやめられないオタク(自分)」のお話をしたいと思っています。
前半はともかく後半はただの自分語りなので、まあ、前半の話だけでも読んでいただけると……
奏DBFの衝撃 なぜヤバいの?
えぇー、皆さん。これがライブにて披露されたとき、皆さんはどのような反応だったのでしょうか?
え? お前はって?
私は膝から崩れ落ちました。
では、なぜ帆風奏が唄うDESERT BLACK FLOWERはこれほどまでに衝撃的に感じたのか?
自分の解釈を整理しつつ、話していこうと思います。
まずはDBFという曲そのものの話
タイトルに込められた式宮碧音の意志に関する解釈については、約1年半前の自分がブログにて解説していますので、詳しく知りたい人には記事を読んでもらうとして、簡単に解説すると、
「周りの支えがなくとも、私は私のまま変わらずに咲き誇ってみせる」
このような意志が読み取れます。
そして、このDBFという曲は、式宮碧音による究極的な‘‘自分のため‘‘の曲だと、私は思っています。
正直に言うと、私はあの時までこう思っていました。
この世に式宮碧音以外にDBFを歌える奴、いる?
いねえよなぁ!??
次は「メインストーリー43章 私の奏で方」の話
えぇ~、いました。ただ一人、DBFを歌える奴が。
その名は、帆風奏。
その詳細は奏珊瑚の民御用達のメインストーリー43章にて語られます。
奏はいつでも‘‘誰かのため‘‘に踊り歌い、行動してきたキャラクターだと思います。
だからこそ、この章で珊瑚に‘‘自分のため‘‘にパフォーマンスしてほしいとお願いされたときも、最後まで自分のためには練習できませんでした。
じゃあ、‘‘誰かのため‘‘に踊り歌う奏には、‘‘自分のため‘‘を地で行く碧音のDBFを歌う事なんて無理じゃないか??
そこで、奏は発想の転換をしました。
「珊瑚の望みが自分のために踊る事ならば、珊瑚のために踊り歌い、珊瑚を喜ばせることが、自分の望み」
その望みをかなえるためにも、珊瑚が敬愛している碧音のソロ曲(DBF)を披露しよう。そう決断したのです。
奏は天葉や那岐咲を支えられる程の確かなる力を持っています。その力で、那岐咲を超えるダンスと、天使の歌声と称される天葉とは違う力強い歌声で、DBFを披露……碧音とは違う色の花を咲き誇らせました。
つまり、43章の奏のDBFは、
「周りの支えがなくとも(ソロでのステージ)、私は私(誰かの為に踊り歌う)のまま変わらずに咲き誇ってみせる」
こういう意思が読み取れると思います。
ちゃんと、DBFに込められた意志をなぞっている。
ほら。ヤバいでしょ?
碧音とは正反対の奏がDBFを歌うことがこんなにもヤバい事だと、少しは伝わればいいなと思います。
そして、本校文化祭ではどうだった? って話
きっと、碧音にとってはこんなノリだったんでしょうね。
「本気の奏を私も間近で見てみたいなぁ。なんなら、私も一緒にステージに立つなんてどう?面白そうじゃない?」
きっと、セトリを組むおじさん達にとってはこんなノリだったんでしょうね。
「リステップやっているオタクを喜ばせるために、アレやっとくか」
そんなノリで私を殺さないでください(被害妄想)。
いままで字面でしかヤバさ分からなかった奏DBFを、実際のパフォーマンスで浴びて、無事なわけがない。
この時点でもう泣いていますよ。
そして、2番で碧音が来た時には、もう……ボーナスステージよ。
ストⅡで車殴るみたいなものよ。
んで、問題の間奏。
「流石ね、奏。でも、あなたはこんなものじゃないでしょ? もっと私に、みんなに、あなたの本気を魅せて?」
「……碧音さん! はいっ!!」
文化祭での合同ライブでも、奏を導く碧音……
珊瑚も奏はまだ本気を出せていないと気付いていたのですから、碧音は1年生の時からそう思っていて、今日この場でやっと奏の本気を間近で見られたと思うと……もうね……楽しくて楽しくて仕方がないのだと思います。
オンリーでは逆張りと分かっていながらあおかなでを書き、当日はフォロワーと「あおかなででDBF来たら死にますww」って言ってた私は、ここで死にました。
そしてラスサビは二人での歌唱。
もうね、100点中200点よ。
そしてふと、コインの裏表のような二人だと思いました。
まさしく二人で一つ。
DBFはソロで歌うことに意味があって……うんぬん言うなんてそんなつまらないことはできませんよ。
死にました……
リステをやめられないオタクの話
ここからは完全に自分語りをします。
オタクの自分語りが好きな人や、リステへの情熱を失いかけそうな人、今は大丈夫でもこの先でリステへのモチベが落ちてしまった人以外は、もうDBFで終わっときましょう。
はい。
まずは自分の経歴を軽く紹介。
リステを知る前は百合オタクとして生きていました。アニメがきっかけでリステに目覚め、リステに魂を売り、二次創作小説を書いたり、サバゲしながらリステを楽しんでいました。しかし、2021年には苦労が次々降りかかり、3度Twitter垢を転生しながらも今ここにいます。
なぜ?
そこまでして、いる必要ある?
辛かったらリステやめればいいのに?
私だってやめたかったよ。
でも、やめれなかった。
ていうか、今回のライブでもう一生リステが終わるまでやめれないって悟ったよ。
だって、ステラマリスの曲が来るたびに、今までの聞き込み、思い入れがあったことを思い出して涙を浮かべてしまうし、奏DBFという自分が一番聞きたかったものを出すしさ……
もう、戻れないんだよ。
リステを知らなかった自分に。
前回のワンマンライブの感想を書いた際、私はこう言いました。
私は延期決定から今までの間、リステに対する情熱を何度も失いかけていました。 それでも、このワンマンライブだけは絶対に行くんだと、強い意志を持って、なんとかリステに対する情熱の火種を大切に持ち続けていました。そんな火種が、大きな情熱の炎になったのが、このワンマンライブでした。 もし、リステに対する情熱を失いかけている人がいたとしたら、次のリステライブまで、火種を絶やさぬようにして欲しい。そして、その火種を、次のリステライブに持ち込んでください。そしたら、その火種は大きな炎となって燃え上がるでしょう。
ライブは不急かもしれないが、不要ではない。 - 5oul on display
この通りだったよ……
今回はさらに失うものが多かったし、本当に辛かった。
でも、ほんの小さな火種を大切に守り続けてきた結果、リステの唯一無二のライブや、今でも私とかかわってくれる数少ないリメンバーズたちとの交流によって、私はリステへの愛を、情熱をもう一度思い出せたような気がします。
最後に
半年もないうちに4thが来るなんてほんと狂ってると思います。
最高。
せめて、声出しありのライブに行けるまでは続いてくれって願いながら、リステをゆっくりと追っていきたいと思います。
ライブは不急かもしれないが、不要ではない。
どうも、1月,2月上旬あらそいで体と心を壊し、新しい体と心に交換せざるを得なかった、りゆやまちです。
その節は皆様に多大なるご迷惑をおかけしました(謝罪から始まる感想文)
そんなおNewな私は、先日開催された「Re:ステージ! ワンマンLIVE!! Chain of Dream」に参加してきました。
全通ではなく、1年前、行きたくても行けなかった、ステラマリス公演と、今だからこそ行くしかないと思った、トロワアンジュ公演の2公演のみですね。
ただ、この2公演には、私が見たかったもの、聞きたかったもの、感じたかったものがたくさん詰まっていました。
今回はそれを絶対に忘れないようにと、記事にしていきたいと思います。
やはり、生のライブは凄かった
私の生ライブ経験値はミジンコです。小さい箱で同人サークルがやったライブと、横浜アリーナで開催された、少女☆歌劇レヴュースタァライトの3rd Star Liveの2回のみです。この2回のライブも良いものを感じていたはずなんですが、いまいち確信が持てないままでいました。
しかし今回のライブで、生のライブはやはり良いと思えました。
まずは、サウンド面。
普段通学中に聞くヘッドホンからの音源も、どでかいが、マンション住まいなので音量は抑えめのスピーカーからの音源も、家族の車でドライブするときに流すスピーカーからの音源も、会場でこれでもかと言うばかりに大音量で流れる音源には、やはり敵いません。しかも、ライブではキャストによる歌唱という生の音が乗ります。
勝てるわけがない。
そんなサウンドに圧倒されて、トロワアンジュ公演のDears...からSinfoniaまでは、ペンライトを振ることも、息をすることさえも忘れ、ただ、胸にペンライトを添え、眼に涙を浮かべながら、歌声に耳を傾けていました。
ステラマリス公演では1階13列という好位置につけていたので、もっとサウンドの衝撃が凄かった点がありました。それは、重低音です。ステラマリスの音楽には、玉座を支える土台のような重厚な重低音があります。それが、スピーカーからもう響く響く。響いて体が文字通り震えていました。
次に、生の実感。
「ライブは生もの。生き物である」
と、多くの人が口にしている気がします。
そのセリフは生のライブでしか感じられない。そう、思いました。
CD等の音源や歌唱はレコ―ディンクされたもので、幾度と撮り直しをしながらも、常に最高の状態で撮られたものです。それが、再生機器のエラーや不意の着信が無い限り、毎回同じように再生されます。
しかし、ライブでの歌唱は違います。 いままで幾度と聞き繰り返してきた音源とは、違うものを感じることが出来ます。息遣いの違い、感情の乗り方。ロングトーンの伸び。マイクが上手く乗らなかった箇所。その違いが、すべて予測ができないものとして、感じられました。
そして、生き物にとって、今はたった一度しかありません。何度も再生したくても、その一度きりなのです。
私はSinfoniaのCメロの締め。帆風奏が張り裂けそうな思いをさらけ出して歌う「誰か聞いて」と、Realizeのラスサビ前。私の推し、式宮碧音の「誓うから……」が狂おしいほど好きです。この2点を生で浴びたくて、この公演に来たといっても過言ではありません。実際に浴びたSinfoniaは涙があふれてきたし、Realizeは昂ぶりを声にしたい気持ちを抑えつけるのに苦労した。
そんな2点。本当は何回でも浴びたかった。
でも、ただその一瞬が一瞬だからこそ、私の目や耳、こころには鮮明に焼き付いているし、これを超える一瞬は、もう来ないのだと思う。
そんな一瞬の生が、どうしようもなく愛おしいのだと感じました。
トロワアンジュとステラマリスを実際にみて感じた事
物語上、ステラマリスとトロワアンジュのステージが違う事は分かってはいました。
ですが、実際に見て改めて感じた事があります。
まずはトロワアンジュから。
結論から言うと、トロワアンジュはストリングスです。
今回のライブでは、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロの三重奏が、開幕と幕間にありました。この生演奏は、実にこころに響くハーモニーを奏でていて、私も感動しました。
そして、この三重奏はトロワアンジュそのものだと思いました。
3人それぞれが、その箇所に最適な楽器に分かれ、ハーモニーを生み出す。そのハーモニーで、私達ファンを包み込んでくれる。これがトロワアンジュのパフォーマンス。そう思いました。
対して、ステラマリスは来たファンを新参古参関係なく導いてくれる。
私のライブ経験値はミジンコです。
ライブってどう盛り上がればいいんだろうか? よくわかっていません。
しかし、ステラマリスがステージに立ち、パフォーマンスをした瞬間、私はやるべきことを感じ始めました。ペンライトを振り、適宜クラップを入れ、感情が昂れば跳ぶ。いつの間にか体が動くのです。
すこし慣れてきて、キャストの動きにも注目できるようになり、冷静にこの状況を把握しようとしました。そして、私は気づいたのです。
パフォーマンスに煽りが入っている。私はステラマリスに導かれるがままだったんだ……
でも、その状態が自然と楽しいと感じられて、私はステラマリスに付いて行く、付いて行く、付いて行く……
DESERT BLACK FLOWERでは遂にジャンプしてました。
ジャンプはやめとこうって思っていたのに……
でも、推しのソロ曲だからね……
マジで熱いリメンバーズ達
私が度肝を抜かれたのは、ユニットだけではありません。そこに参加していたファン、リメンバーズ達にもです。
ここからは、このライブに参加したリメンバーズ達のお話です。
これはステラマリス公演の時に感じた事。
私はステラマリス公演では1階13列というかなり好位置につけていました。そこからさらに前の最前列は、最前線でした。
ペンライトの振りの大きさとキレ、誰よりも高く跳んでやるという意思が見え隠れするジャンプ。さらには、振りコピをする人まで……
ステラマリス公演最初の数曲は、ステラマリスだけでなく、そこに参加する熱いリメンバーズ達にも衝撃を受けていました。
そんな、ステラマリスに導かれ、熱く燃え上がった人たちが放つ思いは、コールしたい。でも、できない。だからこそ、今できる盛り上がり方で全力で上がる。
そんな思いを私はひしひしと感じ、遂にはコールの幻聴が聞こえていました。
最初は、コール無しでサウンドに耳を傾けようと思っていたのに、コールを求めている自分がいる。コール込みでライブのサウンドなんだ。そう考えを改めました。
ライブが終わり、私は仲が良い凄いリメンバーズ*1と待ち合わせをし、少しの間、ライブの感想をぶつけ合いました。
本当は、もっとたくさんの方々と、同じ釜の飯を食いながら、夜が明けるまで語りたかったのですがね……
でも、終わった直後に、凄いリメンバーズと感想をぶつけ合えたこと。最高でした。
もっと会いたい人がいる。また今度っていいよね。
次はもっと良くなるはずだし、何より未来に満ち溢れている
最後に
私は延期決定から今までの間、リステに対する情熱を何度も失いかけていました。
それでも、このワンマンライブだけは絶対に行くんだと、強い意志を持って、なんとかリステに対する情熱の火種を大切に持ち続けていました。そんな火種が、大きな情熱の炎になったのが、このワンマンライブでした。
もし、リステに対する情熱を失いかけている人がいたとしたら、次のリステライブまで、火種を絶やさぬようにして欲しい。そして、その火種を、次のリステライブに持ち込んでください。そしたら、その火種は大きな炎となって燃え上がるでしょう。
そうやって、Re:ステージ!は続いていったと思うし、これからも続くのだと思います。
ライブ翌日。普段通り大学に通う電車のホームで、ふと、こんな事を思いました。
「昨日は、本当に夢のような日だった。すごくリアルで心地よい夢だった」
そして同時に、
「この夢を糧に、今日から頑張ろう」
今回のライブでかけられた夢の橋は、また次の夢へと続いていくことに、期待をしたい。
*1:同じ式宮碧音推しで凄い人。マジで凄い
何故、式宮碧音は黒い華を咲き誇らせるのか
どうも、サバゲとラピライにお熱で、金欠気味なやまちりゆです。
久しぶりのブログですね。本当に久しぶりですが、読んでいただけると幸いです。
ちなみに、前は歌詞解釈をやってました。今思えば結構大変な作業でしたが、それを通して得られたことは、SSを書く際や、ストーリーを読む際に、役に立っています。ぜひ読んでみてください!
本当は、復帰最初はリステの主要カップリングを解説していく記事にしようかなと思いましたが、今回はリハビリがてら、自分が今まで培ってきた解釈の一つを、短めの記事にしようと思いまして、内容がこちら。
「DESERT BLACK FLOWERの意味について」
DESERT BLACK FLOWERとは、Re:ステージ!の式宮碧音のソロ曲、いわゆるキャラソンですね。キャラソンにはそのキャラの色がとても現れてきます。そんなキャラソンを、今回はタイトルの意味に着目して、簡単に解釈・解説していきます。
DESERT・FLOWER 砂漠で華を咲かせる
砂漠で華を咲かせるという意味に関しては、正直に言うと、
「理想への改革・式宮碧音のキャラストーリーを読んでください」
はい。珍しく公式回答が出ています。
でも、ただ読んでくださいだと、
「そんなん、持ってねぇよ!!」
と言われそうなので、ネタバレ上等で解説していきます。
ネタバレが嫌な方は次の、「BLACK 不変の色」まで進んでください。
「理想への改革・式宮碧音の大雑把な解説」
おのおのの弱点を克服するため、それぞれソロ曲を作ることになったステラマリス。式宮碧音にはこれといった弱点がまーちゃん意外に思い浮かばなかった。そこに天葉が現れ相談してみると、「仲間やファンなど、周りの居る人々が居なくなると怖いのでは?」と言われる。しかし、碧音は、「周りに何も無い砂漠ような世界で、自分一人で立たされたとしても、私は、式宮碧音はそこで華を咲き誇らせてみせる」といい感じなインスピレーションが湧くと、それをソロ曲とした。
こんな感じのストーリーです。
つまるところ、周りの支えあってこそ、私達アイドルは華を咲かせることはできるけれども、式宮碧音は、周りの支えがなくとも、私だけの力で華を咲き誇らせてみせるという決意の表れが、DESERTとFLOWERに込められた意味という事です。
BLACK 不変の色
ここからは公式回答が出ていませんので、私の解釈になっていきます。
まずは、「黒」という色に注目してみましょう。
黒色は基本的に何色を混ぜても黒色のままです。青だろうが緑だろうが黄色だろうが……(まあ、白色を混ぜていくと、灰色にはなってはいきますが……)
つまり、黒色は変化しない、不変の色であるといえます。
Cメロ最初の
”だって確かなことは 私は私 何が起きたって”
この歌詞には、まさしく「不変」の意志が読み取れます。
次に、黒い花について考えていきましょう。
黒い花を調べていくと、中々強烈な花言葉で圧倒されてしまう…
— やまちりゆ (@drizzly_rain_) 2019年11月13日
黒薔薇「憎しみ、決して滅びることのない愛、永遠」
チョコレートコスモス「移り変わらぬ気持ち」
ファントム(ペチュニア)「あなたと一緒なら心が安らぐ、危険な愛」
葉牡丹「物事に動じない」 pic.twitter.com/rdgEhecctV
このツイートは、私がDESERT BLACK FLOWERについて考える際、使えそうな黒い花の花言葉について調べたときのツイートです。
黒薔薇の「決して滅びることのない愛」やチョコレートコスモスの「移り変わらぬ気持ち」、葉牡丹の「物事に動じない」にはは前に述べた「不変」の意味が含まれたものとなっています。
やはり花言葉でも、「不変」が感じられます。
その他の花言葉で解釈に課題が残っているのが、「永遠」という言葉です。
歌の中では”今、願いより咲いて一輪花 永遠じゃなくていいよ”と歌っているので、花言葉としての永遠はどうなるのか。
私の仮説では、華としての永遠というよりは、咲き誇る志としての永遠なのではないかと考えています。
最後に……
何故、リステでは解釈が盛んに行われているか?
それはこういった公式回答が少ないからだと思います。
公式回答が無いからこそ、自分たちで考え、自分なりの答えを生み出す。
そんな気がしますね……
今回はDESERT BLACK FLOWERの題名に着目してお話をしてきましたが、機会があれば、歌詞に関して本格的に掘り下げて解釈をお出ししたいなと考えています。
Like the Sun,Like the Moonからも分かる碧音の願い
どうも、誕生日をいろんな方に祝っていただいて恐悦至極の極みな、山千璃癒(やまちりゆ)です。
そんな誕生日の前日に書いた、前回のBrilliant Wingsの歌詞解釈はいかがだったでしょうか?
思ってたよりも反響が大きかったみたいで何よりです。
あの後Twitterの方でいろんなコメントが見れて、皆さん歌詞考察に興味を持たれたみたいで、書いててよかったと思いました。
さて、今回歌詞解釈をしていく曲は、前回に引き続き、ステラマリスの「Like the Sun,Like the Moon」です!
Brilliant Wingsをやったら次はこれだろう、というわけでやっていきます。
この曲を解釈するのには、ものすごく苦労しました。
なぜなら、たびたび出てくる用語をどう取るかによって、解釈が変わってくるからです。
それに、前回のBrilliant Wingsは割と直球だったのですが、今回は変化球めで、かなり時間がかかりましたね。
さあ、というわけでやっていきましょうか。
その前に、Like the Sun,Like the Moonはどんな曲か改めて整理しましょう。
この曲は、リステDDの8話と12話でのプリズムステージで披露されました。
重厚なロックサウンドと、歌詞からなんとなくわかる宇宙をベースとした深い世界観。そして、それをステラマリスが堂々と歌いあげることによってできる、圧倒感。圧倒されるがあまりに、観客たちはコールも忘れ、魂が何処か遠いところに持ってかれるような曲。
そんなプリズムステージという大舞台の為に書き下ろされたといっても過言ではない、この楽曲ですが、果たして本当にプリズムステージの為の楽曲なのでしょうか?
なんとなくわかる世界観も読み解いていきながら、歌詞を読んで確かめてみましょう。
歌詞を読む前に
まずは前回のおさらい。
ステラマリスの曲は舞菜が高尾校に転校してから、ファンのために歌うアイドルソングから、舞菜のために歌う歌に変化したといいました。
そして、そのためにプロが作詞作曲をやっていたけど、歌詞だけは自分たちでやるようになったと、私は考えました。
Like the Sun,Like the Moonも、おそらくメンバー、それも碧音が中心になって作詞したと考えられます。
今回もこの仮説を念頭に歌詞を読み解いていきます。
次にこの歌詞を読み解く上での重要な概念、"朝"と"夜"についてです。
歌詞を読んでいくと、このようになっていきます。
朝は、ステージの上に立ち、歌って踊っている時。
夜は、舞菜が転校をして、悲しみを感じている時。
とりあえず、読む前はこういうふうな感じだなと考えてもらえればいいです。
1番「太陽の情熱と月の慈悲」
時めく気持ち伝えて 遥か海の星へと
時めく気持ち。それは碧音が、舞菜に自分の元へ戻ってきてほしいという想い。それを、本校アイドル部という銀河から、高尾校という別の銀河の海にいる舞菜に伝えようという歌いだし。
もうここからわかりますよね。舞菜の為の曲なんだなって。
たった一瞬だけで 心、体 震わす響き
ステラマリスって、本当に一瞬で私たちを魅了していきますよね。
ここでは、ファンへ届ける気持ちも忘れてはいないですね。
光も闇も纏い 魂さらけ出す舞台へ
アイドルとして観客に見せる光と、舞菜を失って取り戻そうと、もがき苦しむ闇も、全部背負って、自分たちが正直になれるこのステージで、魂をさらけ出して歌おうと、そういう気持ちが込められていますね。
時に妖しく微笑み 時に優しく見つめて あなたを逃がさないよ
ミステリアスな雰囲気を醸し出し、超越者として微笑むのと、慈愛に満ち、理解者として見つめる二面性。
前者がアイドルとしての式宮碧音。後者が普段の式宮碧音でしょうかね。
そして、あなたを逃がさないは、あなたは舞菜の事さしているので、まさにダイレクトアタック。
永遠に踊り歌え
アイドルとして、永遠に踊って歌い続ける。
それは舞菜に気持ちが届いてからも、ずっと永遠なのでしょうね。
Like the Sun その胸を焦がして感じさせよう 命を
全てを照らすまで
太陽のようみたいに燃え上がらせるのは、情熱ですね。
太陽のような情熱をもって歌を歌って踊り、胸を焦がすことで、再びステージの上に立たせようとする意志が見れますね。
感じさせよう命をについては、碧音は高尾校に行って、アイドルとしての道を失った舞菜は、死んだも同然の状態だと思っていると考えられます。
なので、舞菜が生きるべき場所はステージの上であり、再びアイドルとして、ステージの上で歌って踊ることで、命を感じようじゃないか。そういった意味ではないかと。そうじゃないとこういった歌詞は出てきません。
この時点の全ては舞菜の事を指しています。
実際、原作小説の方で、碧音にはたまに世界が舞菜とそれ以外という認知の仕方をする描写がありますから。
Like the Moon この瞳潤ませ抱きしめよう 朝まで
朝を照らすものが太陽だとしたら、暗い夜を照らすのは月の役目です。
夜は、舞菜が本校で虐げられ傷つき、転校をしていった。
そこで感じた悲しみに共感し、涙し、月の慈悲の光で、前が見えない道を照らしてあげよう。そして、再びステージに立つ朝まで、ずっと舞菜に寄り添おう。
ここでの解釈はさすがに自分の力だけではひねり出せなかったので、Twitterの方で意見を聞いてみました。
誰より美しい色で 誰より激しい愛で
満たすため地上に降りた 私たちはそう、導きの星
色のイメージはBrilliant WingsやRealizeでも使われています。
激しい愛は舞菜への止められない気持ち。
ところで、ステラマリスの名前が、聖母マリアからきている話は皆さんご存じでしょうか?
海の星の聖母(ラテン語でStella Maris)は聖母マリアの古来の呼び名でした。
この呼び名は、マリアがキリスト教徒の希望の印、導きの星としての役割を強調したものなのです。この呼び名をもとに、聖母マリアは、海を旅する人々の案内人、そして神と人間を仲裁するものとして信じられてました。
そう、導きの星です。
碧音の元から離され、暗く冷たい夜の海に放り出された舞菜。
そんな海で迷わないように、導いて、あるべき場所、とするイメージを、まさに自分たちのグループ名から取ってきたわけですね!
2番「遍く風と雨の二面性」
そっと願うだけでは 冷たい夜に涙するだけ
自由に奏でるために 強く希望を握りしめる
舞菜に戻ってきてほしいと願うだけでは、泣き寝入りになってしまう。
押しつぶされそうな喪失の悲しみを背負いながらでも、舞菜が戻ってくるという希望を握りしめ、舞菜と一緒にステージに立てる自由を取り戻す決意ですね。
誰も奪えない夢へ 誰も届かない場所へ
あなたを連れて行くよ
本校アイドル部って、実力主義なのですよ。
実力主義だからこそ、自分たちの実力で、もう舞菜に文句も言わせない場所を、部内に作ろうとしているわけですね。
そして、一緒にステージに立ち、アイドルの頂点を取ることは、誰も奪えない夢なんだ。もう、私の夢を、他の誰かに奪わせたりはしない。
永遠に踊り歌え
いちいちカッコいい……(2度目なので省略)
Like the Wind 華やかな香りを捧げよう 世界に
季節が変わるたび
私たちの魅力は、風のように遍く世界に広がり、季節が移ろっても、再び香りを届けよう。
ここは世界に向けた歌詞です。
世界に向けた歌詞です。
Like the Rain 喜びも痛みも もっと甘く味わえ
ここでの雨は、木々に水をもたらす恵みの雨と、台風のような厄災の雨の二面性を持っています。
つまり、恵みの喜びも、厄災の痛みも、自分の糧にして突き進めと言ってます。
七色の羽根の蝶は 揺らめいて蜜を探す
あなたを惑わせながら
リステップにおけるステラマリスの曲の使用色は、Time and Spaceを除いて、「赤、緑、青」の光の三原色が使われてます。いわゆるRGBですね。
RGBによって、さまざまな色を表現できるので、今回はその中でも一番わかりやすいイメージとして虹の七色なのでしょうね。
蝶のイメージは、碧音のキャラソンDESERT BLACK FLOWERでも使用されるものです。ここでは、魅惑のイメージですね。
蜜を探すという行為は、アイドルとしての養分を蓄える、つまる所、ステップアップの事でしょうか。
より高みに至る自分たちを舞菜に見せることで、舞菜に戻ってきてもらおうとしているわけですね。
私たちはそう、解けない迷路
解けない迷路は、一度入ったら抜け出せません。
つまり、今度こそは、あなたを逃がさないという強い意志を感じますね。
Cメロ~「念願の夜明け」
透明な朝 果てしない空を まっすぐに見上げ
曇りない透明な朝。それは、自分たちにも、そして舞菜に対しても、邪魔するものが無い朝が来たことを指します。
ついに、冷たい夜は明け、舞菜は戻ってきたのです。
その先に広がる空は、まるで富士山の山頂からみるような綺麗な空で、まだ、その先にも世界が広がっていて、上には上がいる事、私たちはここからがスタートなんだと、未来を感じさせます。
私達はやがて 熱い情熱に染まっていく 永遠に踊り歌え
そんな感傷に浸るのもつかの間、ステージの上で歌い踊りたいという気持ちがあふれ出てきて、永遠に踊り歌いだすのです。
ここからは1番と同じ歌詞なのですが、舞菜に向けた1番とは、違う意味をラスサビでは持つんだと思います。
Like the Sun その胸を焦がして 感じさせよう命を
全てを照らすまで
私たちが、こうして歌い踊れる喜びは熱を帯び、ステージの上で私たちは生きていると感じながら、観客にも、その気持ちを、どうしようもない昂りを感じてもらいたい。すべての観客を照らすまで。
Like the Moon この瞳潤ませ抱きしめよう 朝まで
ステージの幕が下り、いったん夜になる。でも、この夜は決して誰かが傷つく夜ではない。
今こうして再び、一緒のステージに立てた喜びに瞳を潤ませ、ステージでなくても舞菜を感じられるように、抱きしめているわけです。
再び、別のステージ、別の朝が来るまで。
誰より美しい色で 誰より激しい愛で
満たすため地上に降りた 嗚呼
私たちステラマリスは、どのアイドルよりも輝き、激しい愛をこの胸に秘めている。
それらを、今度は地上にいるファンたちにも分け与えようではないか。
私たちはそう、導きの星
私たちは私達を追う他のアイドルの、私たちのファンの、そして、新たに加わった舞菜の、導きの星なんだ。
1番の反復でもいいですが、そういった未来が、ラスサビからも読み取れますね。
終わりに
どうでしたでしょうか?
今回は太陽や月の訳に結構苦労して、他の歌詞も、なんとなくわかるんだけど、言葉にしようとしたら難しいところばっかりでした。
最初聞いたときは、この歌ヤバいとしか感じられませんでしたが、歌を聞きこんだり、リステの勉強をしていく中で、歌詞の意味を深めていくことができて、いい経験になったと思います。
次回はどうしようかはまだ未定です。
とりあえず、今日からLINEをやらないでおきます。(警察ゆるして)
Brilliant Wingsから読み取れる碧音の願い
どうも、先日のWGPで買い取り3万くらいするカードを引き当てて、その金でデッキとリステの円盤を買った、山千璃癒です。
資本主義に負けた話は置いといて、3rdライブを、皆さん全力で楽しんでいて、現地に行ってない私も、皆さんが書く感想ブログでその熱をもらっております。
そうなんですよ。リメンバーズの皆さんが、それぞれの想いを、ブログ記事をたくさん書くようになりまして、文字書きとしてはうれしい限りです。この調子で、SSも書いてみませんか? 面白いですよ?
勧誘はさておき、今リメンバーズの中で密かにブログブームが起こっているので、自分も何か書こうかなと思いまして、今回は「Brilliant Wings」の歌詞解釈を書いてみました。
ステラマリスの曲作りはどうなってるの?
ステラマリスの曲は、「プロの作曲作詞家が制作しているらしい」(リステDD5話)です。曲も作詞も自分たちで行っているKiRaReとは、正反対なのです。だからこそ、KiRaReの曲は、彼女たちの想いをまっすぐ届けることができ、実際、12話のOvertuRe:は、観客やライバルの心を掴むことができました。
しかし、この解説を聞いても、私にはピンときませんでした。
なぜなら、ステラマリスの曲の中には、明らかに彼女たちの想いが感じられるものがあるからです。
作曲はともかく、作詞は明らかに彼女たち、それも式宮碧音が中心に書いたんじゃないかと考えられるものが多数存在します。
それを分ける境界線は、リアルでの2ndシングルSeacret Dreamと、3rdシングルBrilliant Wingsの間に引かれると、私は考えています。
Realizeは少し難しいというか、まさに境界線上にある曲といえるので、ここではひとまず置いといて、Seacret Dream以前と、Brilliant Wings以後にはどんな違いがあるのか、それは、作中の作詞方法だと考えられます。
おそらく、Seacret Dream以前までは本当にプロが曲作りをしていたのでしょう。作詞もすべて。だから、あの曲たちは、アイドルソングの定番である、ファンに向けた歌、ファンが自己陶酔しても違和感のない歌詞になっていると考えられます。
しかし、Brilliant Wings以降は、メンバーで、それも碧音が中心になって作詞をしたと思われます。曲も、主に舞菜に向けた歌、ファンが自己陶酔したら違和感がある歌詞になっていると考えられます。 作詞の仕方、内容が変わったことによって、音楽の方向性にも違いが出てきたんですね。
まあ、Time and Spaceは自己陶酔しても、違和感はなさそうですが…
とりあえず、この仮説を念頭において、歌詞を読み解いていきましょう。
過去と今を、そして願いを表す1番
break down to sing a song to you
break down free to be born again
出だしから英語… 焦らず訳していきましょう
「キミに歌うために打ち壊そう。再び生まれるために打ち壊そう、自由に」
なるほど。
ここでのキミは、おそらく舞菜の事でしょう。こう仮定すると、この曲の歌詞が一気に鮮明になります。
Brilliant Wingsの歌詞の解読鍵は、高尾校に転校した舞菜なのです。
そして、ここで気になるのは、自由にというワード。
これは、歌詞を自分たちで書くようになって、自由に気持ちを表現できるようになったからこそ、出てきたワードなのかなと。
時を 超えて掴み取る夢見て ちょっと 未来を描いたんだ
昔、碧音が踊り、舞菜はそれを真似ていた。そんな日々の中で、碧音はいつか、舞菜と一緒のステージに立つ夢を、未来を想像していました。
その夢は、舞菜が碧音の所属する、稀星学園本校アイドル部に入部して、一緒にグループを組み、プリズムステージで立つことで、叶うと思っていたと考えられます。
愛を 私なりに 探していたんだ ずっと 見つけるまで永遠に
碧音は自分なりの愛を探していました。その一つが、自分が歌い踊る背中を舞菜に見せる事。それでも、碧音は他の方法も探しているのです。
会いたくて 止めらんない 衝動が 激しくて 胸を打つから
高鳴る鼓動 歩むその先にほら
転校した舞菜に会えなくなって、会いたいという衝動が高まっていく。
その衝動をもって、歩む(歌い踊る)ことで、舞菜に会えるという解釈かと。
そして、サビの前半のこの部分が、舞菜への願いの中核です。
夢を魅せて 届けたくて 溢れ出す 想い吐き出して
受け止めてよね 私のこの声
夢は見るものではなく魅せるもの。そう気づいた碧音は、溢れ出しそうな舞菜への想いを、歌にのせて吐き出すから、舞菜には私の歌と想いを受け止めてほしい。
そして、次の歌詞の解釈がある意味一番悩みました。
どこにもない この景色を いつまでも 見させて このまま
おそらく、ここだけ文脈が違っていて、珊瑚に合わせてみると一番しっくりくるのかなと思います。珊瑚にとって、中学生アイドルの頂点に君臨するステラマリスのメンバーとして立つ景色は、唯一無二で、永遠に見ていたいものである。そんな気持ちが反映された部分かと。ここばかりは、意見が分かれそう…
目覚めたこの 翼はキミを目指し 羽ばたく
目覚めた翼は自分の想いを乗せた歌詞、それを舞菜に届けようと羽ばたく
舞菜への願いと叶える為の宣誓 2番
キミの 心掴み取り離さない きっと このステージ(場所)でまた会おう
私達に出来る事すべてを ずっと 探していくから
舞菜への願い。再会するなら必ずステージの上で。
リステにおけるステージは、正直に気持ちを届けられる場所。
今まで、踊りと歌で語り合ってきたからこその場所選びなんでしょうね。
そして、そのために出来る事、舞菜が戻ってきてくれた後にも、ステラマリスが出来る事を、探していく決意ですね。
単純に 止めらんない 感情を この歌に のせていくから
空高く手を 挙げ 心を歌おう
2番になって、より匂わせ具合が増してきましたね。ここまでくると、
「これからは自分の想いを歌にのせていくから」
そう、声高らかに宣誓しているように思えますね。
後、「止められない」という表現は、恋はフュージョンでも使われてますね。なので、そこから着想を得たのかもしれないです。
キミに届け 風にのって 夢見る背中をずっと見てて
「この想いは、風のように遍く伝わり、舞菜にも届く。舞菜は私の背中を見てきたから、これからも戻ってきてからもずっと見ててほしい」
ちなみに、風のイメージは、その後のLike the Sun,Like the Moonにも引き継がれます。
新たな景色 彩る色彩
ステラマリスが新しい景色を見るためには、それを彩る新たな色彩、舞菜が必要なんだと思わせますね。
その想いが 私達を 強く包み込んでくれるの
共に描き 新たな色を添える この手で
舞菜に戻ってきてほしいという想いこそ、ステラマリスが輝ける一つの要因、そして、今いる3人で力を合わせて、誰でもない私達で、舞菜という新しい色を加えたい。まさにこの歌詞はその決意ですね。
舞菜という色を加えたステラマリスの未来 Cメロ~
1番で、過去と今を振り返り、舞菜へ想いが届くよう願った。
2番で、舞菜への具体的な願いと、それを叶える宣誓をした。
ここからは、舞菜という新たな色を加えたステラマリスは、きっとこうなるだろうと、未来を歌った歌詞が多くなります。
輝きを集め 誰よりも 高く
ステラマリスは、ステージの上でファンからの声援を集め、どのアイドルよりも、高みに至る。
珊々の音を 立て舞い踊る光
瑠璃色に染まる 碧い空眺め
強く 誓った 絆は永遠に ずっと
ステラマリス4人の、名前の漢字が入っていますね。決して、決して珊瑚は舞菜が入ってくるまでのスペアなんかじゃないわけで、新たな色を加えてもなお必要な色なんですよ。
その4人は絆を強く誓い、永遠に切れることがないものになる。
ちなみに、Realizeに「キミと見てた あの空は今でも 同じ色をして鮮やかなのかな?」歌詞があって、「瑠璃色に染まる 碧い空眺め」は、前の歌詞に対して、前見ていた空を、隣で眺められたという返しになっていると考えることもできます。
動き出した 針はやがて 鐘の音と共に 姿をみせ
舞菜が本校を去って以降、止まっていた時間が、舞菜が再び碧音の前に姿を見せたことで、動き出した。
花咲き開く 奏であうメロディ
咲き誇るという表現は、式宮姉妹がよく使うものです。DESERT BLACK FLOWERでも使われますし、Blooming,Blooming!でも使われます。
原作に当たるストーリーで、舞菜は高尾校では咲けない。舞菜を咲き誇らせることができることができるのは私しかいないと、碧音は信じているわけです。
だからこそ、舞菜がステラマリスにいるから咲き誇れて、メロディを奏であえる。
ここまでが、舞菜が戻ってきたときに描きたい未来像です。
今この瞬間、胸に刻み まだ見ない明日へと飛び立つ
今抱いている喪失の悲しみも、胸に刻み付け、まだ見ない明日へ…
目覚めた翼はこの 翼は キミを目指し
羽ばたく
最後に伝えたいことの反復をして…
Break down free
自由に打ち壊せ。で締めと。
終わりに
いかがでしたでしょうか?
私の解釈は、ずいぶん碧音の、それも舞菜に対する感情について寄っていると自覚しているので、ぜひ、皆さんの意見も聞いてみたいです!
ステラマリスは宇宙です。私たちは宇宙のすべてを知っているわけではありません。なので、ステラマリスの曲を聴くときは、漠然と凄いという感情を抱くし、その奥深さ、不思議さが、ステラマリスの魅力なのでしょう。
今回はその中でも、Brilliant Wingsという星を考えただけに過ぎず、ほかにもまだわかっていない星が沢山あるのです。
だから、ステラマリスの曲を聴くときは、まずは感じるのみでいいのです。考えるのは曲を十分感じ取ってからにしましょう。
その時は、一緒にステラマリスという宇宙について、一緒に考えましょう!
岬珊瑚の話をしよう
どうも、明日WGPin名古屋に俺より強いヤツに会ってヴァイスをしに行く、山千璃癒です。スリーブも豪鬼にしました。やる気満々です。
一部リメンバーズの方々は、明日高尾山に行かれるそうですね…
私は2週間前に行ってきたけどね!
[キミと見てたあの空は今でも、同じ色をして輝いているかな?]
それはさておき、今日(11月15日)は、みんな大好き、岬珊瑚の誕生日なのですよ!!
やったぜ!!どんどんパフパフ!!
まあ、そんな珊瑚ちゃんのあだ名は左ンゴだったり色々ありますが、今回の記事では、真面目に珊瑚ちゃんについて語ってみますよ!
自分は垂れ流すツイートがだいたい式宮碧音についてなので、碧音推しだと思われてそうなのですが(実際そう)、実は珊瑚も激推しだったりします。
じゃあ、どうやって語っていこうか…
最近ハマっている事が、リステの曲の歌詞解釈なんですよ。その中でもステラマリスの曲を中心にやってます。
なので、今回は「Glory Star」を中心に、私を珊瑚推しにさせた、トリオライブ編での珊瑚から見えてくる、珊瑚の魅力、岬珊瑚とは何かについて、自分の解釈を語っていきます!
メインストーリーまだ読んでない人は、ネタバレになっちゃうよ!
そもそも「Glory Star」ってどんな曲なんでしょうか?
日本語に訳してしまうと、「栄光の星」ってなるのですが、曲を聴いていると、「Growing Star」と聞こえてしまう気がします。
だから、珊瑚は栄光の星であると同時に、日々成長し進化していく、進化の星でもあるのですよ。
珊瑚はステラマリスの一員とはいえ、まだ中学1年生なので、成長の余地は十分残されているわけで、これからもどんどん成長していくでしょう!
ここからは歌詞を見ていきましょう。
才能とあふれ出る自信が、彼女の武器
「生まれ落ちたその瞬間に 輝く術を知っている」(1番Aメロ)
これは、珊瑚が生まれながらに持っている才能の事でしょうね。この才能は、周りからも認められていますし、珊瑚も自覚してますからね。
そして、この才能が彼女のあふれ出る自信になるのですよ。
「ちっぽけな挫折なんてもんは 存在しないの」(1番サビ)
「折れない自信よ 刃になれ」(2番Bメロ)
「一切の挫折なんてもんは 存在しないの」(落ちサビ)
自信が見受けられる歌詞の抜粋です。
そもそも、自分に自信が持てないと、中学生アイドルのトップであるステラマリスのメンバーが務まるわけないのです。
だから、挫折なんて感じさせないほど、珊瑚にはそれだけ自信があり、それが、彼女の折れない心という武器を形作るのです。そして、その武器を持って、彼女は輝きを放つのです。
珊瑚のアイドルとしての魅力
結論から申し上げますと、珊瑚ちゃんは可愛い。
碧音が可憐さと美しさを兼ね備え、瑠夏がカッコよさに振っているとしたら、珊瑚は、無垢な可愛さを見せているわけです。
「ウラハラギャップに クラクラするでしょ?」(1番Bメロ)
そうですよね。あんなキュートな見た目で、カッコいい歌詞を歌い上げるときは、しっかり歌い上げますし、ダンスの技術も凄まじいですから。
「君の期待は 私だけのもの」(2番Cメロ)
新メンバーに期待しているファンも当然いるでしょう。そのファンに向けて、こういった歌詞を送るのは、そんなのハートつかまれるでしょう…
でも、これ、裏の意味で、いっつも面倒を見てくれている瑠夏に向けて送った歌詞ともとれるような取れないような…
珊瑚が目指す高みと、逆境の中で輝く星
「研ぎ澄ます 心よ 狂った歓声の中で踊れ」(2番Cメロ)
この歌詞は表の意味では、自分の輝きで熱狂しているファンの前で、パフォーマンスする、というものなのですが、実はこの曲の初披露時の状況を見ると、より深いのです。
そもそも、この曲はトリオライブ決勝で使われます。
この曲の前に碧音の圧倒的なパフォーマンスの前に、完全に碧音のユニットの空気になった。
次は自分たちの番なのに、いまだに観客は碧音を求めている。
そんな逆境に珊瑚は、
もう、泣きそう…
今まで高嶺の華のような存在だった碧音をここで超えると決めた。
その覚悟と折れない心で、珊瑚は叫んだ。
そして声高らかに歌ったのです。
前は碧音に狂っていた観客を、自分の味方にして熱狂させた。
成長したな…
そして、こう続きます
「さらなる高みは 繰り返す日々の中で 嘲笑ってる」(2番Cメロ)
珊瑚は、碧音に憧れる一方、碧音との埋められない差に悩んでたんだと思います。
だからこそ、今回のトリオライブでは、碧音の隣に立つのではなく、正面に立ち、戦うと決めたのでしょう。
終わりに
どうだったでしょうか?
書きながら、初見の頃を思い出して、泣きそうになってました。
まさか珊瑚に泣かされるとはと、当時は思っていましたが、彼女はそれだけの魅力を持っているということなのです!
リステの楽曲の歌詞は、私のとっては物語の一部だと考えています。
だからこそ、こうやって歌詞に向き合うことは大切だなと思います。
解釈は人によって違いが見えてきます。
それは当たり前で、むしろその違いを楽しんでいくものかなと思っています。
解釈違いを恐れず、自分の考えや想いを発信してみてはどうでしょうか?
無理せずに、ツイートひとつからでもいいのです。
そのカケラがいつか合わさって、1つの答えになるかもしれませんからね。